個人事業主やフリーランスなどの場合、自宅を事務所として使っている人も多いと思います。その際に気になってくることが、セキュリティです。
自宅の住所をホームページや名刺に記載したり、ネットショップの特商法表記に自宅の住所を公開したりするとリスクが高まります。
そこでおすすめしたいサービスが、バーチャルオフィスサービス「Karigo(カリゴ)」です。
バーチャルオフィスの利用を検討していると「Karigo」の名前を目して、気になっている方も多いのではないでしょうか。
「Karigoの料金っていくらなの?」「評判はどうなの?」「メリットやデメリットは?」など、気になる点がたくさんあるかと思います。
今回は、Karigoのバーチャルオフィスに興味をお持ちの方に向けて、Karigoのバーチャルオフィスの評判や料金プラン、メリット・デメリットについてご紹介していきます。
たくさんの企業がバーチャルオフィスを展開しています。
その中でも、オススメのサービスを以下のリンク先で解説しています。
「Karigo」のバーチャルオフィスとは
「Karigo」とは、2006年からバーチャルオフィスを運営しているバーチャルオフィスのサービス会社です。業界随一の老舗企業であり、延べ60,000社超えの利用実績があります。
拠点数の多さは他のサービスからは群を抜いていて、北海道から九州まで56拠点でサービスを展開しています。
利用可能期間も最短2ヵ月と、短期間での利用が可能です。他のサービス会社では半年からの契約が多い中、短期間でも利用できるため、スポット利用しやすくなっています。
また、利用できるプランはシンプルです。使用したいサービスに合わせて簡単に選択ができるので、あれこれ悩むこともなく選ぶ煩わしさを省くことができます。
Karigoの料金プラン
気になるKarigoの料金プランですが、Karigoの料金プランは大きく3つに分かれています。
ホワイトプラン
Karigoの料金プランのなかで、もっとも基本となる料金プランです。「住所貸し・荷物受取代行」がセットになったシンプルなプランです。
【ホワイトプラン】
入会金 | 5,500円~ | |
月額料金 | 個人名 | 3,300円~ |
法人名・屋号 | 4,700円〜 |
イニシャルコストとしては、入会金が必要になります。プランによって入会金の金額は変わりますが、ホワイトプランの場合は5,500円からになります。
ランニングコストの月額料金は、個人で利用する場合は3,300円から、法人で利用する場合は4,700円からとリーズナブルな価格になっています。
ブループラン
ブループランはホワイトプランに、転送電話である専用固定電話が付いたプランです。各種届出に使用できる固定電話番号があるので、これから事業を開始したい人にぴったりのプランになっています。
【ブループラン】
入会金 | 7,300円~ |
月額料金 | 8,300円~ |
イニシャルコストとしては、7,300円からの入会金が必要になります。
ランニングコストの月額料金は、個人で利用する場合は8,300円からとなっています。専用固定電話が付いた内容になるので、お得な価格設定と言えます。
専用固定電話にかかってきた通話は24時間365日、指定した転送先電話番号に転送してもらえます。その際に必要となる料金は次のようになっています。
【転送着信通話料金】
項目 | 料金(1pt=1円) | 課金タイミング |
固定電話 | 3分9.7pt | 当社営業日1日遅れの課金 |
携帯電話 | 1分19.4pt |
オレンジプラン
オレンジプランは、ホワイトプランに電話代行が付いたプランです。提供電話番号にかかってきた通話をオペレーターが代わりに応対してくれます。
電話がかかってくることを気にせずに、営業ができるので安心です。
オレンジプランでは、イニシャルコストである入会金やランニングコストである利用料が、使用する利用店舗によって異なっています。
【オレンジプラン】
利用店舗 | 世田谷 自由が丘・世田谷 三軒茶屋・港区 浜松町・新宿・神戸・本郷 水道橋・日本橋・中野・六本木・代官山・高田馬場・芝浦田町・調布・高円寺・目黒・押上スカイツリー前・座間 | 銀座一丁目・銀座四丁目・渋谷 桜丘町・千葉 | それ以外の提供店舗 |
入会金 | 7,300円 | 14,300円 | 19,800円” |
月額料金 | 10,400円 | 11,000円 | 16,500円 |
無料コールの有無 1コールの料金 | 無料コール無し 1コール210円 | 無料コール無し 1コール210円 | 無料コール30 1コール110円 |
Karigoを使用するメリット
Karigoを利用するメリットについては、次のような点が挙げられます。
業界随一の老舗で利用実績も豊富
Karigoは、バーチャルオフィスがほとんど知られていなかった2006年から、バーチャルオフィスの運営を行っているバーチャルオフィスサービス界の老舗企業です。
創業以来、延べ60,000社を超える企業が利用をしていて、実績も豊富です。17年もの歴史を誇るのは、利用者の方に愛されている証拠であり、確かな品質の証でもあると言えます。
全国の主要都市に拠点がある
創業当時はわずか1店舗だったKarigoですが、現在は57拠点に店舗があり、全国へ展開しています。
東京はもちろん全国の主要都市に拠点があるため、地方で起業したいと考えている人たちの力強い味方になっています。さらに、全国各地に拠点を持ちたい方にも適しています。
全国57拠点という数は、バーチャルオフィスサービス界のなかでも群を抜いている多さになります。
料金プランがシンプルでわかりやすい
Karigoの料金プランは非常にシンプルです。3つのプランの中から、自分に必要な機能があるプランを選択することができます。
その他に必要な機能がある場合には、オプションで選択することも可能です。さらに、契約期間内でもプランの変更が可能なので、途中で必要な機能が変更になっても安心です。
最低契約期間が2か月と短い
Karigoの最低契約期間は2か月と、非常に短期間になっています。
格安バーチャルオフィスサービスの最短契約期間は、6ヶ月や1年という期間が多くなります。その場合には、途中で解約をすると違約金が必要な場合が多くなります。
しかし、Karigoは2か月という短い期間での契約が可能なので、短期間のスポット利用をしたい場合にも適しています。
住所貸しと荷物受け取り代行がセット
Karigoでは最もシンプルで低価格のホワイトプランでも、住所貸しに加えて荷物受取代行がセットになっています。
他の格安プランの場合は、費用は安くても住所貸ししかない場合もあります。その場合は、荷物受取代行をセットにすると、料金が高くなってしまいます。
その他に使いたい機能はオプションで追加できるので、ムダな費用や機能を抑えることが可能です。
Karigoのデメリット
メリットがたくさんあるKarigoのサービスですが、残念ながらデメリットになるような部分もあります。
格安サービスに比べるとコストがかさむ
Karigoのサービスでは、入会金が必要となります。格安バーチャルオフィスサービスでは、入会金が必要ない場合もあるので、その点はデメリットに映ってしまうかもしれません。
さらに、ランニングコストの月額料金も、他社に比べて「激安」という訳ではありません。
しかし、激安や格安でない分、安心したサービスの提供を受けられます。料金とサービスとのバランスを考えると、この点はデメリットではないとも言えます。
審査に4~8営業日かかる
Karigoのサービスを利用したい際には、申込から利用開始までの時間は、決済タイミング及び必要書類送付タイミングで違ってきます。
しかし、決済及び必要書類がKarigoで確認されてから、4~8営業日程度の審査期間が必要になります。
急いで使用したい場合にはデメリットになるように感じますが、Karigoのきちんとした審査を通ったということで、信頼を得る方法にもなるかもしれません。
銀行紹介や提携制度がない
Karigoのデメリットとしては、銀行紹介と提携制度がないことが挙げられるかもしれません。しかし、銀行紹介と提携制度があるバーチャルオフィスサービスでは、使いたい銀行を選べない場合もあります。
その点、Karigoならば提携したい銀行を自分で選ぶことができるので、選択の自由が広がります。
Karigoに関するよくある質問と回答
Karigoを快適に利用したい場合には、疑問を解決したり、必要なものを準備したりする必要があります。そのためには、Karigoに関するよくある質問と回答について、事前に確認しておくようにしましょう。
申し込みに必要な書類は?
申し込みに必要な書類は、それぞれの場合によって違ってきます。
個人名契約・屋号名契約のお客様
下記資料のいずれか一点 |
・運転免許証(表裏) ・マイナンバーカード(顔写真付きの面のみ) ・住基カード |
上記の資料をお持ちではない方 |
・パスポート+住民票(発行から2カ月以内) |
法人契約のお客様
【新設法人利用・本店移転登記利用のお客様】
代表者様の身分証明書として下記資料のいずれか一点 |
・運転免許証(表裏) ・マイナンバーカード(顔写真付きの面のみ) ・住基カード |
上記の資料をお持ちではない方 |
・パスポート+住民票(発行から2カ月以内) |
【支店登記利用・営業所利用のお客様】
法人の資料として下記資料2点 |
・登記簿謄本(発行から2カ月以内) ・株主名簿(株式会社の場合のみ) |
・代表者様の身分証明書として下記資料いずれか一点 |
運転免許証(表裏) マイナンバーカード(顔写真付きの面のみ) 住基カード |
上記の資料をお持ちではない方 |
パスポート+住民票(発行から2カ月以内) |
申し込み方法と手順は?
Karigoに申し込みをする際には、次のような手順を踏む必要があります。
ステップ1 お申込みフォームから申込みをする
カリゴのホームページにある「お申込みフォーム」から、必要事項を入力して申込みを行います。
ステップ2 自動返信メールの確認
申込み後には自動返信メールが送られてくるので、申し込みができているかどうかを確認しましょう。
ステップ3 本人確認資料アップロード
自動返信メールに本人確認資料のアップロード可能なURLが記載されています。内容を確認して、本人確認資料アップロードの手続きをしていきます。
ステップ4 転送不要書留が送られてくる
2営業日以内にKarigoでの社内審査が完了します。その後、住所確認の為にKarigoから転送不要書留が送付されます。
ステップ5 初回請求メールが届く
Karigoで書留の追跡を行い、受け取りの確認ができたら初回請求メールが届きます。
ステップ6 ポイントを購入する
初回請求メールの内容を確認したら、初回請求額のポイントを購入します。カリゴが運営するToonesというサイト上で、前払い式のポイントを購入します。
購入が完了したら、Karigoにポイント購入完了の旨をメールで連絡します。
ステップ7 利用開始
Karigoでポイント購入の確認ができたら、利用開始のメールがKarigoから送信されてきて、利用開始となります。
申込みから4~8営業日程で、利用が開始となります。
貸会議室は利用できるか?
Karigoでは、バーチャルオフィス利用者専用の会議室やミーティングスペースを利用することが可能です。
ただし、併設している店舗と併設していない店舗が存在するので、注意しましょう。
契約していない店舗の会議室やミーティングスペースも利用できる場合があるので、各店舗詳細ページで確認してみましょう。
対象店舗 | 東京・銀座一丁目 | 東京・秋葉原 | 千葉 |
利用料金 | 453円~/30分 | 会議室①:1,100円/1時間 会議室②:2,200円/1時間 ※2時間から予約可 | 540円/30分 |
施設利用料 | ― | ― | 1,300円/日 |
Karigoのバーチャルオフィスがおすすめの人
Karigoのバーチャルオフィスがおすすめな人は、次のような人たちになります。
これから開業をする人
Karigoには、起業時に欠かせない手続きのサポートやサービスが充実しています。
会社設立代行や各種登記サービスなどがあるので、これから開業をする人には最適と言えます。
会議室を利用したい人
ミーティングや商談で貸会議室やミーティングスペースを利用したい人には、Karigoがおすすめになります。
格安バーチャルオフィスサービスでは、会議室やミーティングスペースを利用できないところが非常に多くなりますが、Karigoならば安心です。
人気のエリアの住所を安く利用したい人
人気のエリアの住所を安く利用したい人に、Karigoはおすすめになります。
Karigoの店舗は日本各エリアの主要都市にあり、人気のあるエリアの住所を利用することで会社の信頼性も非常に高まります。さらに、どの店舗も手頃な料金で利用できるので安心です。
まとめ
Karigoについて、お分かりいただけましたでしょうか。
激安バーチャルオフィスサービスと比較すると、価格の面では見劣りするかもしれません。しかし、老舗ならではの安心感があることは大きなメリットです。
この記事を参考にしてKarigoの使用を始め、安心快適に事業を拡大させていきましょう。
たくさんの企業がバーチャルオフィスを展開しています。
その中でも、オススメのサービスを以下のリンク先で解説しています。